軽自動車は普通車と比較して車検が安い?

結論から言いますと、軽自動車は普通車と比較して車検の費用は安いです。それは軽自動車は重量税が安いからです。また、軽自動車は比較的、整備費用も安く済む場合が多いので、さらに費用は安くなりやすいのです。

重量税は名前の通り、車種の重量により金額が異なります。重量税の金額はこのとおりです。

2年間の重量税
軽自動車6,600円
5ナンバークラス
(0.5 t 超 ~ 1.0 t)
16,400円
5ナンバークラス
(1.0 t 超 ~ 1.5 t)
24,600円
3ナンバークラス
(1.5 t 超 ~ 2.0 t)
32,800円

車検を受ける場所で基準が変わる?

車検は国が定めた保安基準に照らし合わせて検査するので、車検を受ける場所で違いがあってはいけません。しかし、現実には受ける場所で基準に若干の違いがあるのが現状です。車検を依頼する業者が認証工場なのか、指定工場なのかで基準が変わります。

認証工場とは、自社の工場で整備を行ない、運輸局の車検場へ車を持って行って車検を行ないます。運輸局の検査員による検査をします。

指定工場は、自社で車検の検査をすることができる設備を所有していて、運輸局の車検場へ持ち込まず、その自社の車検場で検査を行ないます。

この指定工場の方が基準が厳しいと言われています。指定工場は国からの認定をもらって車検を自社で行うことが可能となっています。もしも、甘い基準で検査を通してしまって問題が起きた場合には、その認定を取り消されるおそれがありますので、国の保安基準よりも厳しく検査をしている所が多いです。

特にカーディーラーは検査の基準が厳しいことが知られ、部品交換などが多くなり費用も余計にかかることが多いのです。ただ逆に言えば安全第一の安心のサービスですので、決して悪いわけでありません。